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一般歯科

歯が痛い原因

歯が痛いという場合、主に虫歯になっているケースが多いです。
しかし他にも、歯ぎしりが強く出たり、食いしばりが激しい場合に歯が痛くなることもあります。

治療が遅くなると治りにくくなってしまったり、治療費がかさんでしまったり良いことがありません。
可能な限り早めに、歯科クリニックへ受診しましょう。

歯が痛い場合、歯医者では何をするの?

歯が痛い場合には、まず何が原因かを突き止めるため、検査をしたりレントゲンを撮ったりしていきます。
そして、その原因や状況に応じた治療を行います。

きむら歯科クリニックの虫歯治療Medical

きむら歯科クリニックの羊

痛みの少ない、怖くない虫歯治療

虫歯

虫歯の治療に痛そう、怖いというイメージをお持ちの方は少なくないと思います。

きむら歯科クリニックでは、痛みを最小限に抑え、みなさまに安心して治療を受けて頂けるよう、下記のような工夫をしています。

①表面麻酔の使用

麻酔の注射をする前に、ゼリー状の麻酔薬を塗ります。 そうすることにより、針のチクっとした痛みを和らげることができます。

②細い注射針の使用

一般的に使用されている注射針よりも細い、 33G (外形 0.26mm )の針を使用し、麻酔時の痛みを軽減します。

また 、虫歯はごく初期段階のもの以外は自然治癒が難しくなっています。
そのため、少しでも違和感を覚えたら、お早めに相談に来てください。

できるだけ早期発見ができるように定期的に検診に来ていただくこともお勧めしています。

虫歯の原因

歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)は糖分やタンパク質を分解します。これが虫歯の原因です。それによって排出される酸などが、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かして虫歯を作ります。

歯みがきをしていなかったり、甘いものをたくさん食べているのに虫歯がない人は、もともと持っている細菌の量が少なかったり、溶け出したカルシウムやリンなどの成分を元に戻してくれる働きを持つ「だ液」の力が強い人です。

虫歯は、以下の3つの要素が原因であると言われています。
1.歯質
歯質は一人一人異なり、虫歯になりやすいかどうかを左右します。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促進するフッ化物を利用したり、だ液の分泌を促進するためによく噛んだりすることが効果的です。
2.細菌
キシリトールやフッ化物には、虫歯の原因となる細菌の活動を抑える働きがあります。これらを活用したり、歯科医院でのメンテナンスで歯垢(プラーク)を除去しましょう。
3.糖分
糖分の多い間食が増えると、口の中が酸性になり、虫歯になりやすい状態になります。間食を控えたり、糖分の少ないおやつを選んだり、バランスのとれた食生活を送ることを心がけましょう。
きむら歯科クリニックの羊

虫歯はこうして進行します

初期の虫歯
C1初期の虫歯

歯の表面はエナメル質で覆われており、虫歯はまずエナメル質に発生します。エナメル質が虫歯になると、光沢がなくなり白っぽくザラザラした感じになります。虫歯は上の歯と下の歯の噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。

歯の内部まで進行した虫歯
C2歯の内部まで進行した虫歯

エナメル質の内側には象牙質がありますが、虫歯が象牙質まで進むと虫歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。

神経まで進行した虫歯
C3神経まで進行した虫歯

象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄があります。虫歯がさらに進行して歯の神経まで虫歯菌に感染してしまうと歯髄炎となり、歯がひどく痛みだします。こうなると、虫歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。

歯の根(歯質)が失われた歯
C4歯の根(歯質)が失われた歯

虫歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根まで虫歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端、すなわち歯槽骨(しそうこつ)の中に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症し腫れてきます。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。

木村院長より

木村院長

できる限り、痛みの少ない治療を心掛けています。
初期の虫歯であれば治療回数も少なく済みます。
また、進行してしまっていても患者さまと相談しながら状態を善くする治療に努めます。
院長・歯科医師 木村 健広